最近、SNSを開くと、必ずと言っていいほど目にするのが、マユリカミームの「オイラが行くしかねえな」や「オイラは行くぜどこまでも」です。あの独特のテンションと勢いのある一言に、「このセリフはどこから来たの?」「なぜこんなに流行っているの?」「どうやって作れるの?」と気になる人も多いのではないでしょうか。
この記事では、マユリカミームの解説から、「オイラが行くしかねえな」「オイラは行くぜどこまでも」の流行の理由や元ネタ、さらに動画編集ツール FlexClip を使った初心者でも簡単にできるミーム動画の作り方まで、分かりやすくまとめて紹介します。

マユリカミームとは?
マユリカミームとは、お笑いコンビ「マユリカ」の中谷さんが披露した一人ミュージカルのワンシーンがSNSで大きく話題になり、画像や動画のテンプレとして広く使われるようになったミーム(ネットの定番ネタ)のことです。
中でも特に有名なのが、「オイラが行くしかねえな!」という力強いセリフと、個性的な動きがセットになった場面です。このセリフは「自分がやるしかない」という前向きな気持ちを表しており、TikTokでも多くの動画で使われています。
また、「おいらは行くぜ、どこまでも」といった似たニュアンスのフレーズも、さまざまなシーンに当てはめやすいため、ミームとして人気が広がっています。
マユリカミームの意味
「もう自分しかいない」「私がやるしかない」といった、何か行動を起こさなければならない状況で、ポジティブに決意する際に使われます。
マユリカミームの元ネタ
マユリカミームの元ネタは、お笑いコンビ・マユリカの中谷祐太さんが2023年に上演したひとりミュージカル『七里、山越えて』の主人公・弥七(やしち)のセリフ・歌の一節「オイラが行くしか、ねぇな♪」です。
「お、おう」というセリフに続くこのフレーズは、中谷さんが「もう自分が行くしかない!」と決意する前向きな気持ちを表しており、「弱音吐いたって、助けはNE☆」「オイラは行くぜ、どこまでも」といった力強い言葉も相まって、多くの人々の心に刺さりました。
狙って笑わせようとしない中谷さんの自然でおもしろい演技が、このミームの魅力をさらに高め、2024年に一度話題になった後、2025年7月下旬以降はTikTokを中心に再び人気を集めることになりました。
マユリカミーム流行の理由
マユリカミームの「オイラが行くしかねえな」が流行した理由は、いくつかの文化的・心理的要因が絡んでいます。整理すると以下のポイントが大きいです:
「オイラが行くしかねぇな!」というセリフは、語感とリズムが良く、覚えやすいため広く浸透しました。
狙って笑わせようとしていない、中谷さんの「おもしろい演技」がミームの魅力を高めました。
日常の出来事や感情を重ねて投稿しやすい汎用性の高いセリフだったため、多くの人がSNSで共感し、拡散しました。
動画の切り抜きや字幕ネタとして、SNS上で多くのユーザーがこのセリフを使い、ミームが広がっていきました。
マユリカミーム「オイラが行くしかねえな」を楽しむ方法
①元ネタ動画を視聴する
お笑いコンビ・マユリカの中谷さんが披露したひとりミュージカル『七里、山越えて』の一場面が元ネタで、「お、おう」「オイラが行くしかねえな!」というセリフと歌の流れが特徴です。
まずはマユリカの動画を視聴して、元ネタの面白さや癖になるメロディ、キャッチーな歌詞を楽しむことで、ミームの魅力をしっかり味わうことができます。
②SNSで人気の派生動画を視聴する
Twitter、TikTok、X、YouTube Shortsなどで「オイラが行くしかねえな」と検索すると、たくさんの二次創作やパロディ動画が出てきます。 いろんな人のアレンジを見ることで、新しい笑いのポイントや意外な使い方を発見できます。
@yeseee.101010 ♬ original sound
@riri_a31 ♬ original sound
@chikuwa.com1112 ♬ original sound
③GIFやステッカーで遊ぶ
LINEやDiscordなどで使えるGIFやステッカーが作られています。トークで友達に送るだけでも元ネタのノリを楽しめます。

④自分でオリジナルのマユリカミーム動画を作る
自分の日常の出来事や感情に「オイラが行くしかねえな」というセリフやフレーズを当てはめて、動画を作成してみましょう。
動画編集ツールなどを使って、動画の背景やテロップを調整しながら、自分なりのアレンジを加えることができます。
作成した動画を「#マユリカミーム」などのハッシュタグをつけてSNSで共有し、他のユーザーと交流しましょう。
自作!マユリカミームの作り方

それでは、いよいよ自作でマユリカミーム「オイラが行くしかねえな」を作ってみましょう。ここでは、AI機能が充実した動画編集ツール-FlexClipを使って解説していきます。
FlexClipは、動画編集はもちろん、AIによる動画生成、音楽生成、画像編集まで幅広く対応しており、短時間で個性的なミーム動画を作るのにぴったりです。
今回のテーマは、「ホラー脱出ゲームの最中に急にトイレに行きたくなる」という、ちょっと笑えて共感度の高いシーンです。怖いゲームの最中に、思わず「オイラが行くしかねえな!」と叫んでしまう瞬間を、動画と音楽、エフェクトで面白おかしく表現していきます。
ステップ1. 素材を用意
まずは、マユリカミームの主役である弥七の動画素材を準備しましょう。TikTokで「マユリカミーム 素材」と検索すると、人気の切り抜き動画が見つかります。気に入ったものがあれば、右クリックして「動画をダウンロード」で保存しておきましょう。
マユリカミーム素材:
@masapon27 マユリカミーム素材:こちらの動画
♬ original sound

ステップ2. 編集パズルにアクセスし、素材をアップロード
FlexClipの公式サイトにログインしたら、編集画面に入ります。
その後、ホーム画面で「ビデオを作成」をタップし、作りたい動画に合ったアスペクト比を選びます。編集画面が開いたら、「メディアをインポート」から、先ほどダウンロードした弥七の素材をアップロードしましょう。

ステップ3. 背景を消して弥七だけを切り抜く
左側の編集パネルから「ツール」を開き、「ビデオ背景削除ツール」を選択します。
表示された画面で「ビデオをアップロード」をクリックすると、先ほどの動画が候補に出てくるので、それを選ぶだけでOKです。

その後、AIが自動で人物だけを残してくれます。切り抜きが完了したら、「ダウンロード」→「メディアに追加」をクリックすると、その素材が自動でプロジェクトに追加されます。

ステップ4. 背景画像と弥七の動画をレイヤーとして追加
次に、動画の雰囲気に合わせた背景と弥七の動画をレイヤーとして追加しましょう。
まず、「メディア」で背景を消した動画をレイヤーとしてタイムラインに追加します。

そして、左側の編集パネルで「画像」をクリックし、「ホラー脱出ゲーム」と検索すると、関連する画像が表示され、雰囲気に合うものを選んで、「レイヤーとして追加」をクリックすると、タイムラインに追加します(また、「ツール」→「テキストから画像へ」を選び、プロンプトを入力してAIで背景を生成し、プロジェクトに追加することもできます)。

ステップ5. 背景画像の大きさ&位置を調整
追加した背景画像を選択し、「層」アイコンから「最背面へ移動」をクリックすれば、背景が自動的に弥七の動画の後ろに配置されます。

背景画像と弥七の動画の四隅をドラッグして、画面に合うように拡大・縮小します。 弥七のキャラが中央に寄りすぎたり、逆に端に押しやられないように、実際に再生しながら細かく位置を整えると、より自然な仕上がりになります。

弥七のキャラが中央に寄りすぎたり、逆に端に押しやられないように、実際に再生しながら細かく位置を整えると、より自然な仕上がりになります。
ステップ6. 背景の長さを動画に合わせる
ミームの見せ場であるセリフ「オイラが行くしかねえな!」に合わせて、背景の表示時間を調整します。
タイムラインで背景を選び、ねずみの位置を弥七の動画の端に置きます。「↔」のマークが出たら、右にドラッグして背景の長さを自由に変えましょう。
セリフの区切りに合わせて、背景の終了位置を整えると自然な演出になります。

ステップ7. 他の背景を追加し、続きの演出を作る
前に背景画像を追加したのと同じように、ホラー脱出ゲームのトイレへの道に別のホラー風背景を入れ、「オイラが行くしかねえな」というセリフをループさせられます。最後は「オイラは行くぜ、どこまでも〜」のセリフに合わせて新しい背景に切り替え、雰囲気を変えることも可能です。

ステップ8. テキストを追加してミーム感をアップさせる
FlexClipでは、豊富な字幕テンプレートが用意されています。左側の編集パネルから「テキスト」→「テキストを追加」を選び、「ホラー脱出ゲームの最中に急にトイレに行きたくなる」を入力します。太字や縁取り、アニメーションなど、ミームにぴったりのデザインも簡単に設定できます。

ステップ9(オプション). さらに面白くするためのおすすめ編集テクニック
①アニメ効果を追加
弥七を選んで「アニメ効果」をタップします。左右に揺れたり、回転したり、落ちたりといった動きを追加でき、動画をさらに面白くできます。アニメーションの長さや方向も自由に設定可能です。
弥七の動画にアニメ効果を追加
②エフェクトを追加
左側の編集パネルで「エフェクト」を選び、動画全体にレトロ調やグリッチなどの効果を追加できます。色味を変えたり動きに合わせて演出するのもおすすめです。
③スタンプや画像を重ねる
左側の編集パネルの「要素」で、他の画像や楽しい装飾を動画に追加できます。キャラクターの動きやストーリーに合わせて配置すると、より魅力的になります。
弥七の動画にスタンプや画像を重ねる
④音楽と効果音を追加
動画の臨場感を高めたいときは、音楽と効果音を入れるのがおすすめです。
FlexClipの編集パネルで「音声」→「音楽/SFX」を開き、「ホラー」と検索すると、関連するBGMや効果音がすぐに見つかります。
さらに、「ツール」→「効果音」では、生成したい音をプロンプトで入力するだけで、AIがオリジナルのリアルな効果音を作ってくれます。
シーンに合った音を追加すれば、ミームの完成度がぐっとアップします。

ステップ10. 書き出して保存・シェアする
編集が終わったら、右上の「エクスポート」をタップして、動画またはGIFとして保存できます。また、そのままTikTokやYouTube、InstagramなどのSNSへ簡単にシェアすることもできます。

これで、自分だけの「オイラが行くしかねえな」ミームが完成です!
FlexClipなら、短時間でクオリティの高いミームが作れるので、ぜひ気軽に試してみてくださいね。
作ったマユリカミーム動画
実は、FlexClipを使えば、マユリカミームを一から編集するだけでなく、豊富に揃ったミーム用テンプレートを活用して、より手軽にオリジナルのミームを作ることもできます。
シーンに合わせて写真や文字を入れ替えるだけで、完成度の高いミームが数秒で仕上がるため、初心者でもバズりそうな画像や動画を簡単に作成できます。
⭐カスタマイズ自在!おすすめミーム用テンプレート
マユリカミームに関するFAQ
お笑いコンビ・マユリカの中谷さんが披露した、ひとりミュージカル『七里、山越えて』の一場面を元ネタにしたミームです。「オイラが行くしかねえな!」のセリフが特徴で、SNSで多くのファンが動画や画像をアレンジして楽しんでいます。
元ネタは、お笑いコンビ マユリカ のネタ「七里、山越えて」(ひとりミュージカル風コント)のワンシーンです。中谷さんが「七里弥七(しちり・やしち)」というキャラを演じながら、歌い上げるミュージカル調の独特な雰囲気が面白さのポイントになっています。
これも同じく 「七里、山越えて」 の中で弥七が言うセリフが元ネタです。「お、おう……」「オイラが行くしかねえな!」という印象的な掛け合いがあり、そこだけ切り抜かれてミーム化しました。
● セリフの語感が強くて真似しやすい
● 中谷さんの表情・動き・歌い方が絶妙に面白い
● 自分のシーンに置き換えやすく、日常の「誰かがやらなきゃ」場面と相性が良い
● 元動画のクセの強さがバズりやすい
などの理由で、SNS中心に爆発的に広まりました。
「お、おう」「オイラは行くぜ、どこまでも」など、同じミュージカル場面から派生したセリフが複数ミーム化しています。
まとめ:マユリカミームでSNSをもっと楽しく!
マユリカミーム「オイラが行くしかねえな」は、SNSで注目を集めるユニークな表現です。元ネタの面白さや、短いフレーズのインパクト、派生動画やGIFでの楽しみ方など、さまざまな要素が組み合わさって流行しました。
流行の背景や意味を理解したうえで、GIFやステッカー、さらに自作動画で表現すると、より楽しさが広がります。自分だけのオリジナル動画を作るなら、FlexClipが手軽で使いやすい選択肢です。AIによる動画生成や音楽作成、画像編集までワンストップで行えるため、初心者でも簡単にハイクオリティなマユリカミーム動画を作れます。
ぜひFlexClipを使って、あなただけのユニークなマユリカミーム作品を作ってみてください。
